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猫の肥大型心筋症に対する新しい治療薬について
お問い合わせの多かった、猫の肥大型心筋症(HCM)に対する新しい治療薬「フェリシン」について、当院でも処方が可能となりました。
HCMは、これまで病気の進行を抑える根本的な治療が存在していない難しい疾患です。
今回のフェリシンは、海外において左室肥大の進行を抑える可能性が報告されており、多くのネコちゃんにとって新たな選択肢となることが期待されています。
私自身、FIP治療薬のムチアンが登場した時と同じく、HCM治療の大きな転換点になる可能性を感じています。
一方で、フェリシンは日本国内では未承認薬であり、慎重な投与判断が必要です。また薬剤費も高額となるため、適応の判断については丁寧な検討が必要です。
ご希望の場合は、細野の心臓専門外来を受診してください。
なお、遠方にお住まいの患者様に対して、診察を伴わない薬剤のみの処方には対応できません。何卒ご理解いただければ幸いです。
たま動物医療センター
院長 細野